宮前チャリダー日記~自転車で旅する宮前周辺地域~
今回は11月7日に開催された宮前ガーデニング倶楽部の花植えイベントのレポートです。
場所は宮崎台小学校のすぐ近く、斜面に花壇や畑が設置されている「宮崎コミュニティガーデン」。
こちらは4年生の「総合学習」にも利用されていて、クラスごとに割り当てられたスペースに様々な花や野菜が植えられていました。
まず、見学したのは、花に水をやっているところ。色とりどりのキレイな花がいっぱい!
皆慣れているようで、てきぱきと作業を進めていました。
その中で印象的だったのは、子どもたちが「ねえ、雑草取りに行こうよ」と地味な仕事を自発的にやろうとしていた姿でした。
私も幼稚園や小学生の頃、授業の一環でじゃがいもを掘ったり、朝顔を育てたりしましたが、雑草を取るような「過程」についてはあまり記憶がありません。
こうした命を育てる取り組みの中で、花が咲いて実を結ぶまでには、日々の積み重ねが必要だと実感するようです。
楽しみながら、周りの友達や自然との関係を意識することが出来る、素晴らしい授業だと思いました。
(大人はまず単発イベントに参加するだけでもOKです)
小学校の向かいのガーデン
地元で採れた野菜も格安で販売。
様々な年代の方が集まりました
栄養たっぷり芋煮鍋
2時からは軽食パーティー(大人300円 子ども200円)。ご近所の様々な世代の方が集まりました。
ガーデンで取れた里芋でひっつみも入った芋煮なべも登場。
こちらのメニューは岩手出身のメンバーの方のアイデアが生かされたそうです。
摘みたてのレモングラスとミントのハーブティも楽しみました
クラフトづくり(100円)、タイルや自然素材を使ったボード作り・・・マシュマロ焼きもおいしかった!!
お金をかけて遠くへ出かけるよりも、贅沢な時間を過ごせたような気がします。
宮前区の花、コスモス
見学を終えた後、ガーデニング倶楽部の細谷さんからお話を伺いました。
このコミュニティガーデンは最初は急坂だったのを開拓して、花や野菜を植えるスペースがつくられたそうです。
最近では、ローズマリー・ブルーベリーハーブ・ルバーブ等、人気のハーブ栽培にもチャレンジしているとか。
市民活動というと固いイメージもありますが、「自分たちが楽しめないと続かない」という言葉が印象的でした。
宮前ガーデニング倶楽部は、*市民のコミュニティを広げよう*田園都市沿線地域を花いっぱいの町にしよう*と1998年から活動している団体で、花壇の維持管理や、イベントへの参加など様々な活動を行っています。
宮前ぽーたろうに掲載中の情報ホームページ