平成31年(2019年)2月14日
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(平成31年第6週)を作成しましたのでお知らせします。
第6週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は27.87人と前週(53.39人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は6.78人と前週(6.14人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は2.62人と前週(2.27人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“全国的な麻しん(はしか)の発生にご注意ください!!”について取り上げました。
麻しんは、麻しんウイルスを原因とする急性の熱性発疹性疾患ですが、昨年末から全国的に患者報告数が増加しています。特に、年始以降は東海、関西地方を中心に流行がみられています。
現在、川崎市における報告はありませんが、近隣の自治体では患者の発生がみられているため、定期予防接種の対象者は早めに接種を済ませましょう。罹患歴、ワクチン接種歴のいずれもない方にも予防接種をおすすめします。