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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(平成31年第14週)

発表日

平成31年(2019年)4月10日

概要

市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(平成31年第14週)を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第14週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)インフルエンザでした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は6.22人と前週(4.92人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は2.32人と前週(2.49人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は0.77人と前週(0.72人)から横ばいで、例年より低いレベルで推移しています。
 今週のトピックス
 “ロタウイルスによる感染性胃腸炎の感染に注意しましょう!”について取り上げました。
 感染性胃腸炎はウイルスや細菌などを原因とし、下痢や嘔吐を主症状とする感染症です。例年、流行のピークとなる11月~1月はノロウイルスを原因とする胃腸炎が多く、3月~5月にかけてはロタウイルスによる乳幼児の胃腸炎が増加します。
 川崎市においては、昨年の12月をピークに感染性胃腸炎の報告数は減少してきましたが、平成31年第14週(4月1日~4月7日)の定点当たり報告数は6.22人と前週の4.92人から増加し、ロタウイルスによる胃腸炎も報告され始めました。
 ロタウイルスによる胃腸炎は乳幼児に好発し、年齢が低いほど重症化する可能性が高いため、任意接種ではありますがワクチンによる予防を御検討ください。