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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第15週)

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和6年第15週)」を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

第15週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 2)感染性胃腸炎 3)新型コロナウイルス感染症でした。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は4.05人と前週(4.03人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.73人と前週(3.76人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は3.08人と前週(2.92人)から横ばいでした。
今週のトピックス
“ノロウイルスによる感染性胃腸炎に御注意ください!”について取り上げました。
ノロウイルスは食中毒の原因となる代表的なウイルスです。令和6年は全国において、4月4日までに計3710人の食中毒患者が報告されていますが、そのうち3232人(87.1%)がノロウイルスによる食中毒の患者であり、現時点では過去5年間の同時期において、最も高い割合となっています。
ノロウイルスに感染すると下痢や嘔吐等の症状を呈し、通常2~3日で回復しますが、乳幼児や高齢者、免疫不全の方等では重症化することもあります。汚染された食品の喫食による食中毒以外に、感染者からの飛沫・接触による感染や、感染者が調理した食品を介した感染、吐物等が乾燥し舞い上がったウイルスが口に入ることによる感染もあります。感染力が非常に強いため、トイレの後や調理の前等には必ず石けんで手を洗う等予防対策を徹底しましょう。