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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(平成29年第19週)

発表日

平成29年(2017年)5月17日

概要

市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(平成29年第19週)を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第19週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎3)流行性角結膜炎でした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は9.69人と前週(5.97人)から増加し、例年より高いレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は3.81人と前週(2.37人)から増加し、例年より高いレベルで推移しています。
 流行性角結膜炎の定点当たり患者報告数は2.89人と前週(1.56人)から増加し、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 今週のトピックス
“気を付けたい感染症~A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~”について取り上げました。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、冬季及び春から初夏にかけて流行がみられる上気道感染症で、A群溶血性レンサ球菌を原因とします。
 川崎市においては、3月下旬以降患者報告数が増加しており、第19週(平成29年5月8日~5月14日)の定点当たり患者報告数は3.81人でした。例年、6月頃に流行のピークを迎えるため、引き続き患者数の増加が予想されます。年齢階級別では、就学前後(4~7歳)の小児で報告が多くなっていますので、集団施設等で感染を広げないためにも予防対策が重要です。