「大学・地域連携事業」では、大学の専門的な知見を活かして区内の地域課題を掘り起こし、大学、地域、行政の連携により、課題解決に向けた実践的な取り組みを行っています。この報告会では、平成29年度の取り組みの成果を報告します。
平成30年3月23日(金)午後3時から5時(午後2時半開場)
多摩区総合庁舎11階1101会議室(無料、予約不要)
1.FIELD MUSEUM:生田緑地で親子が楽しく学ぶ自然科学学習キットの開発
専修大学ネットワーク情報学部教授 上平 崇仁
首都圏を代表する緑豊かな自然資源を有する生田緑地の自然をまるごとミュージアムに見立て、その中で実際に体験しながら自然の仕組みに気づき、サイエンスの学びを促す自然科学学習キットを地元の小学生と一緒にデザインし、開発しました。
2.多摩川が造った地形の上に生きる-その2.枡形山(生田緑地)・生田キャンパス・西三田団地の3つの丘の比較)
明治大学農学部教授 倉本 宣
地球温暖化とともに国際的な取組の始まったものの普及が遅れている生物多様性の理解を進めるために、(1)直接的な体験に基づいて楽しみながら理解する試み、(2)ある場所に着目して何でも知っている人になろうというトコロジストのアプローチを採用し、学生がかんたんな調査を行い、地形ツアーなどを実施しました。
3.誰もが元気になる街・ピクニックタウン多摩区の魅力の探求と発信!(2年目)
日本女子大学人間社会学部准教授 久東光代、助教 星名由美、教授 小山高正
「ピクニックタウン多摩区」の取組と連携し、学生の主体的な力を活かした地域貢献活動を行いました。学生提案の「TAMAくる」プランによる「選べる米(マイ)バーガー」のピクニックランチ化やTAMA-Kawa-iiブランド・手作りアクセサリーの販売、「We ❤ 多摩区フォトコンテスト」などの取組を紹介します。
大学・地域連携事業チラシ