平成30年(2018年)8月8日
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(平成30年第31週)を作成しましたのでお知らせします。
第31週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)ヘルパンギーナ 2)感染性胃腸炎 3)流行性角結膜炎でした。
ヘルパンギーナの定点当たり患者報告数は4.73人と前週(4.27人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.24人と前週(4.43人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
流行性角結膜炎の定点当たり患者報告数は2.89人と前週(3.11人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“報告数が急増しています!~RSウイルス感染症~”について取り上げました。
近年、RSウイルス感染症は全国的に流行のピークが早まっています。
川崎市においても平成30年第31週(7月30日~8月5日)の定点当たり患者報告数が2.03人と前週の定点当たり0.89人から急増し、8月にもかかわらず昨年と同様に流行がみられています。地域別では、宮前区を中心に報告数が多くなっており、保育園などでのRSウイルス感染症による欠席者も増加しています。