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新生児の発熱

 宮前お産宿 えん助産院のニュース

新生児の発熱
朝、一週間前に退院された方から電話が入りました。

「赤ちゃんが熱を出しました。
38℃くらいあるのですが病院へ
連れて行ったほうがいいですか?」ということでした。

完全母乳のベビーが生後一週間ほどで熱を出すなんてめずらしい。
2~3日前から機嫌が悪く、おっぱいを飲まなくなったと。
おしっこの回数や量が少ない。


さて、どうしよう!
とりあえず看てみないとわかりません。
取り敢えず、当院へ来るように伝えました。

来院されて、検温をすると36,7℃、
機嫌はそれほど悪そうではありません。
付き添いのおばあちゃまに抱っこをしていただき、
ママの母乳ケアーをします。
そもそも、母乳は入院中から溢れるほど出る巨乳です。

入院中、2日間で200gほど体重が減少したけど
3日目、4日目と1日50gぐらいの勢いで体重が増加したため、
ちょっとおちびちゃんだったけど退院許可を出しました。

ベビーはママにとって3人目の女の子。
おばあちゃまも同居しておられる。
多くの条件は良かったので安心していました。

母乳はバンバンに張っています。
淡黄色の乳汁が溢れ出ます。
この色はまだ成乳になっていない移行乳の色。
ベビーがじゅうぶんおっぱいを飲めていないことを示唆しています。

片方を搾乳している途中でベビーが泣き出したため
白湯を飲ませるとちゃんと飲めています。
それでも泣くため搾乳をした方のおっぱいを飲ませてみます。
いちおう、おとなしく飲みます。
しばらくすると再び泣き出しました。
しかし、搾乳をしていない反対側のおっぱいは
泣いてまったく吸い付こうとしません。

ベビーは飲みたいという意欲はじゅうぶんあります。
やはり、ベビーが病気ということではなく
乳汁に問題があるとしか考えられません。

ここは背に腹は代えられないということで
ミルクを50cc飲ませることにしました。
すると、すごい吸啜力で飲んでいるように
見えるのに50ccがなかなか減りません。
時間をかけて50ccをやっと飲み終え、
安心したように眠りに入りました。

ベビーはまだ生後10日なのに
夜は7~8時間寝て授乳回数は5~6回だと言う。
この時期の新生児は1~2時間おきの授乳がふつうだというのに。

寝ているから飲まさないでは体重は増えない。
案の定、体重は退院した時から増えていない。

3~4時間経ったら泣いていなくても
オムツをみておっぱいを含ませてみましょう。
ベビーは寝ながらでもおっぱいを飲むのだから。
だからといって無理やりにと言うわけではないのは当然ですが。

ベビーはおっぱいがうまく飲めなくて身体の水分が不足しただけでも
「渇熱」と言って熱を出すことがあります。

最初、風邪症状は無いということでしたので
「尿路感染」を心配しましたが

今回はどうやら母乳がじゅうぶん飲めていなかったための
一過性の渇熱だったようです。

これからは直接授乳をせっせとすることと、
うまく飲めていなさそうな時は搾乳をしてでも
母乳を与えるように指示し10日後の健診の予約をいれました。

3人目だからと安心していましたが油断はできませんね。
やはり、経産婦さんでも産後2週間健診は必要だなと痛感した一日でした。
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