川崎市の地震被害想定調査は、平成24年度に実施した調査が最新のものになっており、この時の調査で、発生した場合に川崎市への被害が最も大きい地震として、川崎市直下のM7.3の地震を想定しております。
地震の規模をM7.3とした理由については、国の地震調査研究推進本部地震調査委員会により、南関東でM7程度の地震が発生する確率が今後30年以内では70%程度とされていることによります。
しかしながら、平成23年3月11日に発生しました東日本大震災は、M9.0という未曾有の大地震となっており、この規模の地震が関東地方で発生するかどうかについては、これまで同様に国家レベルでの専門家による検証結果等を参考にしながら、本市の地震被害想定調査や地震防災戦略などへの反映を検討してまいりたいと考えております。