ヘリコプターはほとんどの場合、操縦士が自分の目で見て確認しながら飛行する有視界飛行方式で飛行します。そのため、有視界気象状態(飛行視程5km、夜間の場合は10km以上)であれば昼でも夜間でも飛行できます。航空隊では夜間大災害発生時の情報収集及び災害対応業務のため24時間待機しています。雨天の場合ですが、有視界気象状態が維持できれば、操縦士が地上の物件等を目視で確認して飛行しますので、多少の雨では飛行に影響はありません。ただし、大雨や雲の中は必然的に視界が悪くなり、有視界気象状態が維持できませんので、飛行はできなくなります。