●「ウィルスに感染した」というニセの警告表示で不安にさせて、遠隔で削除サービスやセキュリティソフトを購入させる相談が寄せられています。
●ニセの警告表示は、特定のURLにアクセスした場合に表示されるサイトの画面であり、実際のウィルス感染の有無に関わらず表示されるようです。パソコンに事前にウィルス対策ソフトを入れていれば、そもそもウィルスに感染していないので、画面に出てくるポップアップ表示やアラーム音が鳴っても、あわてて連絡先に電話をせず、表示されているサイトを閉じてください。
●突然の電話で契約すると相手の事業者名、ソフト名、金額などを正確に把握できないことが多いため、決済完了メールやクレジットカードの明細などで確認してください。ソフトウェアの販売は海外の事業者が多く、解約は英語でしかできないという場合があります。この場合は、国民生活センター越境消費者センター(CCJ)にメールで相談すると解約を申し出るための例文などが情報提供されるので、それを元に解約を申し出ることになります。また、無料解約期間を設けている場合があるので、早めに解約メールを送ることが早期解決につながります。
●カード会社に連絡し、取引の状況を伝え、調査と共に請求の停止、カード番号の変更を依頼しましょう。また、自動継続になっている場合もあるので、必ず契約先の事業者に解約の手続をし、カード会社にも確認しましょう。
●突然の警告表示の出現やアラーム音が鳴った時は、あわてずにサイトを閉じてください。また、不安であれば、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の情報セキュリティ安心相談窓口に電話で相談することもできます。IPAのホームページに情報が掲載されていますので、ご参照ください。
1 相談窓口:消費者行政センター
2 対象者:市内在住・在勤・在学の方
3 相談方法:電話または来所による相談(相談窓口電話番号:044-200-3030)
4 受付時間:月~金曜日 午前9時~午後4時(金曜日は電話のみ午後7時まで)
土曜日 午前10時~午後4時(土曜日は電話のみ)
5 休日:日曜、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)