●電動アシスト自転車は坂道などでも楽に漕ぐことができ、環境にも良いと評価され、通勤や通学、子育て中の女性などにも利用が広がっています。しかし、ネット通販で購入した電動自転車が輸入品のため、故障しても修理対応がされなかったり、製品特性の正しい知識がなかったために事故になったという相談も寄せられています。
●電動アシスト自転車は、走行中にペダルを漕ぐ力を電動補助モーターが補助する仕組みの自転車です。道路交通法施行規則では「人の力を補うため原動機を用いる自転車」として基準が定められています。
(1)搭乗者がペダルを漕がないと走行しない構造である
(2)原動機として「電動機」を用いる
(3)時速24kmまでアシスト機能が働き、時速24kmを超えると補助がなくなる 等
●事例のような事故が起こった場合は、早急に販売店やメーカーに連絡して、事故の原因調査を申し出ます。また、治療費等の請求については、医療機関の診断書の提出も必要になります。
●電動アシスト自転車だと思ったら、公道を走れないフル電動自転車(要免許)だったというトラブルもありますので、利用目的に合わせた電動アシスト自転車であることを必ず確認してください。
●法律上の義務はありませんが、BAAマークやTSマークが貼付された自転車を選ぶこともポイントです。
1 相談窓口:消費者行政センター
2 対象者:市内在住・在勤・在学の方
3 相談方法:電話または来所による相談(相談窓口電話番号:044-200-3030)
4 受付時間:月~金曜日 午前9時~午後4時(金曜日は電話のみ午後7時まで)
土曜日 午前10時~午後4時(土曜日は電話のみ)
5 休日:日曜、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)