平成29年(2017年)12月13日
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(平成29年第49週)を作成しましたのでお知らせします。
第49週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)インフルエンザでした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は11.49人と前週(9.92人)から増加しましたが、例年より低いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は4.22人と前週(3.92人)から増加し、例年より高いレベルで推移しています。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は4.18人と前週(2.92人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“冬に流行する感染症!~インフルエンザと感染性胃腸炎~”について取り上げました。
現在、市内ではインフルエンザや感染性胃腸炎の患者報告数が増加しています。感染症にかからない、拡げないために、手洗い等の予防対策を心掛けましょう。
・インフルンザ
平成29年第49週(12月4日~10日)の定点当たり報告数は4.18人と前週から増加し、特に川崎区、高津区、宮前区で多くなっています。
・感染性胃腸炎
平成29年第49週の定点当たり報告数は11.49人と前週から増加し、特に高津区では定点当たり報告数が24.17人と流行発生警報基準値(定点当たり20.00人)を超えています。