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サッカーとの出会いは2歳のとき。
ボールと触れあうことから、すべてが始まりました。
なでしこジャパン・宇津木瑠美選手は1988年に川崎市で生を受け、6歳で川崎ウィングスFC、小学校4年で川崎フロンターレジュニアに加入します。
男の子に混じって練習を重ねた少女は、12歳で日テレ・メニーナに入団、翌年日テレ・ベレーザへの昇格を果たします。川崎市立宮崎中学校を卒業し、その後16歳から日本代表選手として経験を積んできました。
現在はモンペリエHSC(フランス)に在籍し、4年目のシーズンを迎えました。日本とプレースタイルが異なる環境で日々奮闘しています。語学の壁を乗り越え、今では宇津木選手の考えが認められ、監督から厚い信頼を受けるまでになったといいます。
ポジションはミッドフィルダーで、頭脳的なプレーとテクニックが持ち味です。チームで貴重な左利きの選手でもあり、その左足から繰り出される正確かつ攻撃的なパスで、何度も得点シーンに絡んできました。自身も今シーズンは、男女を通して日本人として初めてのシーズン10得点の快挙をあげました。
フランスリーグのミュレ戦にて (C)RUMI UTSUGI
順風満帆に見えるサッカー人生ですが、辛い怪我との戦いもありました。
2012年のロンドンオリンピック直前の親善試合でのことです。
宇津木選手は相手アメリカ選手の強いスライディングを受け、足の靭帯を損傷してしまったのです。オリンピックを棒に振る悔しい思いを体験しました。
それだけに、2016年にブラジル・リオデジャネイロで開催されるオリンピックでは、ロンドンの雪辱を晴らしたいところです。北京五輪に続く2度目の出場と、なでしこ悲願の金メダルへの期待がかかります。
今年3月に開かれた2014 アルガルベカップでは、ミッドフィルダーのみならず、ディフェンダーとしても活躍し、チームに貢献しました。
そしていよいよ2014年5月14日からのAFC女子アジアカップに向けて、準備万端です!
アルガルベ杯スウェーデン戦 (C)RUMI UTSUGI
5月14~25日にベトナムで開催されるAFC女子アジアカップは、来年開催のFIFA女子ワールドカップの予選を兼ねています。8カ国中、上位5カ国がワールドカップの出場権を獲得します。
まずは8カ国が2グループに分かれて予選リーグ3試合が行われ、各グループ上位2カ国が、決勝トーナメントに進みます。この時点で5位以内が確定しますので、ワールドカップの出場権獲得が決まります。予選リーグがとても大切な意味を持っていると言えますね!
試合は日本でも生中継が予定されています。
5月14日(水)22:15 予選リーグ:対オーストラリア
5月16日(金)22:15 予選リーグ:対ベトナム
5月18日(日)21:15 予選リーグ:対ヨルダン
5月22日(木)準決勝
5月25日(日)決勝/3位決定戦
ピッチを駆け巡る背番号19の宇津木選手に、日本からエールを送りましょう!
アルガルベ杯スウェーデン戦 (C)RUMI UTSUGI
最後に、アジアカップでのなでしこジャパン選出について、宇津木選手の公式コメントをご紹介します。
「普段はヨーロッパの選手たちのように体格の違う相手に対してどうプレーするか考えてきてます。今回のアジアカップでは日本の選手に近い体 格の選手を相手にするので、そういう試合でも自分たちのプレーができるようにしたいです。
アジアのチームには組織でも個でもない想定外のプレーをするチームもあるので、自分たちはどんな状況でも変わらないサッカーを表現して質のある大会にしたいです」
宇津木瑠美選手オフィシャルサイト:http://rumiutsugi.com
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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