職人に学ぶ
職人に学ぶのコーナーでは、川崎市で活躍する「かわさきマイスター」、「川崎市技能職団体連絡協議会」という二つの団体のイベントでの活動レポートや、職人達の仕事へのこだわりや、技能を紹介していきます。
職人達の技能の実演や作品展示、ものづくり体験ができるイベントが多数開催されますので、皆様の参加をお待ちしています(イベント一覧でご確認ください)。
かわさきマイスターとは
―川崎に匠(たくみ)あり―“川崎にキラリと光る職人芸”~かわさきマイスターとは?~
「マイスター」とはドイツ語で「名人」や「親方」という意味です。川崎市では、平成9年度から、永年の研鑽(けんさん)により極めて優れた技術技能を発揮して、市民生活を支える「もの」をつくりだしている現役の匠(たくみ)を「かわさきマイスター」に認定しています。平成20年度までに、素晴らしい腕を持つ技術技能職者51名がかわさきマイスターに認定され活躍しています。
そして、芸術の域に達するような卓越した「技」を次世代へ継承するため様々な振興活動を行っています。
平成20年認定 洋菓子士 仲亀 誠市氏
具体的な活動としては、市民が集う市民祭り、各区民祭及び技能フェスティバルなどの各種イベントへの参加による技術技能の実演、指導、展示や、学校教育の場等での講習会の講師などがあります。
現代では忘れられがちな手づくりの良さ、味わい深さ、貴重さを気付かせてくれる素晴らしい、しかも川崎市民に身近な匠(たくみ)の技がいっぱい!ここでは、かわさきマイスターが参加するイベントや、各かわさきマイスターをご紹介していきます!
技連協とは
~川崎市技能職団体連絡協議会(川崎市技連協)とは~
技連協とは、「川崎市技能職団体連絡協議会」の略で、昭和48年に設立された技能職団体です。
技協連は、川崎市の技能職団体どうしの連絡調整等を行いながら、技能職者の社会的地位と技能技術の向上に取り組むとともに、技能・技術のまち「川崎」の財産である技能技術の継承、次世代を担う後継者の育成を支援しています。現在は43職種65団体(約20,000人)で構成されています。
子組織として、50歳未満の青年技能者で組織する「青年部」と、技能者の婦人及び女性技能者で組織する「婦人部」があります。
「あんたが大賞」贈呈式
技連協の主な活動は
(1)会員向けのさまざまな研修会・講習会
(2)会員交流のレクリエーション
(3)「てくのかわさき技能フェスティバル」など小・中学生を対象とした技能職者による実演・体験イベントの実施
(4)後継者育成事業「技能職者に学ぶ」の実施(技能職者を中学校へ講師として派遣)
などです。
ここでは、川崎市技連協が参加するイベントや、取り組みをご紹介していきます。
川崎市技能職団体連絡協議会
設立:昭和48年10月31日
歴代会長初代 (昭和48年~) 相川 誉 (川崎建設労働組合連合会)
2代 (昭和55年~) 井上 文太郎 (川崎美容組合連絡協議会)
3代 (昭和61年~) 高橋 武 (川崎建設労働組合連合会)
4代 (平成4年~) 工藤 昭 (神奈川県全調理師協会)
5代 (平成16年~) 若月 偉男 (川崎市塗装工業会)