おはようございます。まいぷれ編集部です。
先日
「親子で楽しむ茶道教室」にお邪魔してきました。
川崎区の京急大師線産業道路駅より徒歩8分の場所にあります。
1Fはスーパーマーケットで、脇の階段を上がった2Fを訪ねます。
先生のお母様からお茶の先生なので、自宅の中にお茶室と水屋があるんです。
今回は、子供がいるママにも茶道を体験できるクラスです。
私は1歳の子供を連れて参加させていただきました。
まずは、先生が一服お茶をたててくださいます。
秋を感じる栗の和菓子を出していただきました。
私が食べる前に、お子の手が伸びて。。。
お子用にとと、案山子の干菓子も用意してくださっていました。
そーだよねー。気になるよね。
10月は風炉の最後の月11月からは炉が始まり茶道でいうところのお正月なのだそうです。
そんなお話もすべておもてなしの心からなんですね。
先生のお点前はなんとも美しいですね。
子供がいろんなものに興味があり、触ったりするのをチラ見しながら、先生の所作に目を奪われます。
お茶碗には唐子の絵がかいてあり、それもお子が楽しんでくれたらと選んでくれていました。
お茶をいただくのにも作法がありますが、お子がお茶碗に興味を持ち始め、
それどころではなく、一気に飲み干します。
「お子様も飲みたいのよね。」と、先生がお子にもお水を用意してくださいました。
そんなお水も飲んだり、ぶちまけたり。。。
「落ち着かなくてすみません。。。」
申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたが、そんな時に、先生がお話くださったのは、
先生のお子様が小さいときにお教室に通ってらした時のおはなしでした。
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私も、子供が小さい時に預ける環境になくて、でも茶道から離れたくなくて、
連れてお教室に通っていたのですよ。
その時は、抱っこにおんぶして、時には先生があやしたり、抱っこしてくださっていました。
先生になんとお礼を申し上げてよいかと思っていた時に、先生がおっしゃいました。
「私に返そうと思わなくてよいから、他の方にして差し上げてください」と。
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子供が可愛いくて仕方ないし、そのことを思い出して、いまそれをができて、とても嬉しいのだと先生が言ってくださいました。
そのお話を伺って、申し訳ない。すみませんという気持ちが、先生ありがとうございます!という気持ちに変わりました。
茶道の奥深さはもちろんですが、おもてなしをするという、本当の心を教えていただける茶道教室です。
お子がいると、なおさら毎日慌ただしい時間を過ごしていますが、ほんの少しの時間この空間ですこし五感で季節を感じる事ができます。
先生ありがとうございました!!
お茶を通して日本の和の心を学べる茶道教室。
香月会