編集部のつぶやき(川崎)
夜行性の動物や魚の動きも楽しめる! 世界初の最先端技術があつまった水族館
川崎駅東口の活性化の目玉として、商業施設「川崎ルフロン」をリノベーションしたカワスイ川崎水族館が7月17日にオープンしました。
既存の商業施設をリノベーションした日本初の水族館! そもそも水族館では大容量の水が必要になるため、水の荷重に耐えられるかが重要なポイントになります。普通の施設では水の荷重に耐えられないので、水族館をつくるなら新築でなければ難しかったのです。カワスイ川崎水族館の場合、以前はプール設備がととのったスポーツクラブがはいっていて、水の荷重に耐えられる設計だったのでこの問題を奇跡的にクリアしたそうです。
川崎駅からほぼ直結なので、気軽に遊びに行けるのもうれしいですね♪
まいぷれ編集部で早速取材しに行ってきました!
昨日取材したカワスイ水族館
— 川崎の地域情報サイト「まいぷれ川崎」【公式】 (@mypl_kawasaki) July 15, 2020
チョークアートで描かれた壁に登場する生きものは、昼と夜で変わるんだって!
最初に出会うのは多摩川の自然。
世界初の水中ライブカメラを使った最先端のAIテクノロジーで、泳いでる魚が何の生き物でどんな特徴なのか、とってもわかりやすくなってるよ@kawasui_aqua pic.twitter.com/jJ2aizJWSC
水槽のなかを素早く動く魚をみて「何の魚かよくわからない」と感じた経験はありませんか?
カワスイ川崎水族館では、水中カメラ映像をAIがリアルタイムで解析し、水槽内の生き物の名前と解説をタッチスクリーンに自動で表示する、次世代の展示システムを世界初導入!
飼育員のオリジナル解説も表示されるので、「あれは何の魚で、どんな餌を食べているのか」などが、タッチパネルをひと目みるだけで直感的にわかりやすくなっています。
世界最大級の湿地「パンタナルエリア」
本州に匹敵する大きさの“生物種の宝庫”を表現
カワスイ川崎水族館は、海の魚や生き物ではなく、多摩川をはじめアジア、アフリカ、南米アマゾンの水辺に生息する淡水魚や、鳥、ナマケモノなどの生き物にこだわった今までにない水族館。
「多摩川ゾーン」「オセアニア・アジアゾーン」「アフリカゾーン」「南アメリカゾーン」「パノラマスクリーンゾーン」「アマゾンゾーン」の6つの展示ゾーンに、69個の水槽、約230種の生き物に出会えます。
パンタナルエリアではカワスイ川崎水族館で1番水槽が大きく、40tの水のなかに8000匹の生き物が泳いでいます。
アマゾンの映像が投影されていて、昼と夜で映像やライトアップが変化するのもポイント。
水中から水槽をのぞいてみると、まるで水の中にもぐっているような奥行きを感じられて見ごたえがありますよ。
水槽がコの字型になっているので、見る角度によっても表情が変わります!
レンソイスエリアの展示が神秘的でキレイでしたー!
— 川崎の地域情報サイト「まいぷれ川崎」【公式】 (@mypl_kawasaki) July 15, 2020
謎深き真っ白な砂丘。雨季に湖があらわれ、乾季には湖や魚がいなくなる世界観を表現。
雨水のみでできた湖に、どこから生き物がやってくるのか現在も完全には解明されてないそうですよ@kawasui_aqua pic.twitter.com/1G1FUr9tZ5
夜行性の動物は聞いたことがありますが、魚にも夜行性がいることを知っていますか?
昼に水族館に行くと、水槽の下のほうにいてジッと動かずにいるエイも実は夜行性なんです。
カワスイ川崎水族館は夜22時まで営業(最終入場時間は21時)しているので、他の水族館では見られない夜行性の魚や生き物が動いている姿をみることができます!
取材しに行った日は昼だったので、私がみたかったアルマジロは地面の中に隠れてしまっていて、飼育員さんもどこにいるのかわからない状態でした(笑)。夜に行くと、元気に動き回るアルマジロにもきっと出会えるはず!
水族館内のライトアップや壁に映し出される映像、音楽も昼と夜でガラリと変わるそうですよ。
1回行ったら満足ではなく、昼や夜に何度も行ってみたくなりますね。
天窓からサンサンと光が差し込む
アマゾンゾーン
9階と10階の吹き抜けをいかしてアマゾンの熱帯雨林や滝を再現したゾーン。
世界最大級のピラルクやピラニアが見られるのもこのエリア!
本物の植物が植えられているので、土や植物のにおいだけでなく、スコールの雨や霧のかかった熱帯雨林も体感できます。
新型コロナウイルスの影響で開始時期は未定ですが、カピバラやフタユビナナマケモノ、マタコミツオビアルマジロなどの多彩な生き物も登場する予定。カピバラのえさやり体験やバードショーがはじまるのが待ち遠しいですね!
カワスイ川崎水族館のラストを飾る
エピローグ壁画
カワスイ川崎水族館の最後を飾るのは、ジャガーのウォールアート。
南米アマゾンの食物連鎖の頂点であるジャガーですが、絶滅危惧種に指定されています。
展示の最後に持ってきたのは、環境問題について子どもたちが考えるキッカケになって欲しいとの思いから。
アーティストの方が描いたジャガーに張られた色鮮やかな模様90パーツは、7月12日に開催された親子イベントで約80人のこどもたちが描いたもの。ジャガーのまわりを彩る鳥や蝶々は、クラウドファンディングや公式Twitterキャンペーン企画をとおして、全国の人たちから送ってもらったそうです。
今後は半年~1年くらいのスパンで、市民参加型でウォールアートをリニューアルしていく予定とのこと。
リニューアルの際は、公式サイトや公式Twitterで告知されるそうなのでぜひチェックしてみてくださいね。
新型コロナウイルスの感染予防対策として、水族館内の混雑状況を「空き」「やや混み」「混み」の三段階で確認できる「混雑ランプ」を導入!
「カワスイ川崎水族館公式サイト」、「カワスイアプリ」、「川崎ルフロン」1階LEDスクリーンでリアルタイムで確認することができます。おでかけ前に、混雑状況を確認できるので安心ですね。
感染者数が増加している状況をふまえて、カワスイ川崎水族館ではふれあい体験や、ソラネコカフェ、ビュッフェレストランの営業やイベントなどを当面の間休止しています。
最新情報については、カワスイ川崎水族館【公式サイト】を確認してからおでかけください。
次回【後編】では、こもれびカフェやオフィシャルショップでオススメのお土産についてレポートします!
お楽しみに♪
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。